1979年（昭和54年）4月1日に開設した特別養護老人ホームです。その後、東雲の丘は2005年（平成17年）6月1日に個室ユニット型施設に建替え現在に至っています。「私たちは高齢者の皆様にたくさんの生きることを楽しんで頂きたい。おばぁちゃんがヒロインに、おじぃちゃんがヒーローになれる場にしたい。ご家族と生を語り合える場にしたい。その人生を皆で語り合い、学び、生きることを楽しむ場にしたい。そして『ありがとう、さようなら、また逢う日まで』と言葉を交わし、互いを称える場にしたい」という思いで“東雲の丘”という場（家）を作りました。2016年（平成18年）4月から「しののめnurseryschool」という保育園を開園し、0歳から100歳までの人の交流の融合が始まっています。一日中明るい笑い声が聞こえる東雲の丘です。

毎月1回、全職員が研修を受けられるプログラムを立案し、尊厳ある高齢者介護（自律支援）を共に深く考える研修を開催しています。

施設職員をどんな人材に育成したいのかというビジョンを持ち、職員個々の目標を明確にして、資格取得者、役職、職種に応じた法人独自の研修を実施しています。

私は、「ユニットケアホーム　しののめ」の基本精神は素晴らしい自然や風土や歴史を思うことと、お年寄りを大切にするという想いであります。お年寄りは、私たちに残された「遺産」であります。お年寄りの日々の暮らしを支え、「ユニットケアホーム　しののめ」で、より快適な空間づくりを目指すお手伝いができるという喜びを与えられたことを誇りに思うと同時に使命と感じています。研修生の皆さんがしののめで学び、自施設での個別ケアが推進され、活躍できることに期待致します。